winXPのgvimでpython2.5を有効にしてコンパイルする方法、覚書
手順はこのサイトを参考にしています。
参考にしているとよりもまんまですが、ビデオをもう一度見るのがかったるいので内容の要約のメモです。
ちゃんとした説明がほしい方はリンク先のビデオを見てください。
(2.6とか3.0が出ても同じように作業できるはずです。)
まずは通常通り、gvimをインストールしておきます。
次にここからWindows版のGCC(でいいのかな?)、MinGWをインストールします。
インストールオプションでbase toolsとmakeを有効にしてください。(他は必要に応じてご随意に)
環境変数pathにC:\MinGw\binを追加します。参考
ついでに、後々に便利なようにC:\MinGW\binのmingw32-make.exeのコピーをmake.exeという名前で保存しておきます。
これでコンパイラの準備は完了です。
vimのダウンロードページからPC用のソースをダウンロードします。
(ver7.2であれば、vi72src.zipというファイル)
便宜上、"C:\projects"というフォルダにファイルを展開したという前提で話を進めます。
"C:\projects\vim\vim72\src"フォルダにあるMake_ming.makを編集します
- #PYTHON=c:/python20となっている行を"PYTHON=pythonがインストールされているフォルダ"に変更します
- (python2.5の場合は通常PYTHON=c:/python25)
- 7行くらい下のPYTHON_VER=22の数字の部分を自分が使うバージョンに変更します。
- (python2.5の場合は25)
- rubyインターフェースとかも必要な方は同様の作業を自分のバージョンに合わせて変更してください。
コマンドラインで"cd C:\projects\vim\vim72\src"して"make -f Make_ming.mak gvim.exe"を実行、待つことしばし。
makeされたできたgvim.exeを実行ファイルのあるフォルダ("C:\Program Files\Vim\vim72"など)のものと入れ替えます。
gvimを立ち上げて
:python print "hello world"
がうまく実行されればOK。お疲れ様でした。
ついでにautocomplpopを入れとくと超便利!
追記:
CUI版のvimもコンパイルするのはほば同様の作業ですがMake_ming.makでGUI=noとして実行すればうまくいきます。