ダンスにおける良い姿勢について

この文章は個人的メモです。
良い姿勢をしろというと背筋を伸ばすために力を入れて動きにくい姿勢になってしまう人がいます。
これは姿勢が良いことを静的な見た目の美しさとしているためだと思われます。
しかしこのような姿勢だと怪我をしやすかったり、躍動感を失ったりしえます。
これはダンスにとっと良い姿勢といえましょうか?
ダンスにおいて良い姿勢の基準は見た目の美しさではなく機能で捉えるべきです。


ダンスに求めらる姿勢のよさとなんであるべきでしょうか。
ジャンルにもよりますが、僕個人の考えは概ね以下のものです。

最重要の機能
・怪我をしないこと、体に負担をかけないこと
重要な機能
・疲れにくいこと、呼吸を阻害しないこと
・動きたいときに動けること
・止まりたいときにとまれること
・体の各パーツを独立して動かすこと(アイソレーション)を阻害しないこと
実現できるればなお良しとする機能
・静止画にしたときの美しさ(一般に言われる姿勢の美しさ)
・躍動感があること、優雅であることなどの美的感覚に訴求すること

とりあえず思いつくのはこのようなものです。
これらの項目の内容、優先順位はどのような踊りをしたいかによります。


リズム取りなどでこのような良い姿勢に必要な機能を考えれば
練習をより実りあるものになると思います。