エンターテイナーの風格

僕がダンスをやっているのはあくまで僕個人のためで
ただただ、音楽に合わせて体を動かすのが好きでやってきたことです。
そんな僕の踊りを好きだといってくれる酔狂な人もいるようです。
本当にありがたいことです。


昔はバトルをやっているとき相手をねじ伏せることを考えていました。
「ああ、こいつはダンスがうまいんだ」って認めさせたかったのです。
まあひどい思い上がりもあったもんだと思います。
実際大してうまくもなかったわけですし。


いまは、土日ダンサーの気楽さも手伝って
バトルの相手も結局はダンスの仲間だし
一緒に楽しもうと思っています。


そう思うようになったきっかけは色々あったと思います。
ただ、そういうふうに楽しむようになってから
認めてくれる人が出てきた訳ですから不思議なものです。


(もちろん今だってうまいと認められたいわけですが)
いま、僕が目指しているのは見ている人が楽しい気分になれるダンサーです。
ネタに走ったり、意表をついたことをしなくても
素直に踊って、観ている人を笑顔にできるダンサーです。


昔はタップダンサーを観るにしてもジョン・バブルスやニコラス・プラザーズ
そういった派手なダンサーが好きだったのですが(今でも好きですが)
いまは自信を持ってこういいます。
この人の踊りが持っているものこそエンターテイナーの風格だと


eucJP-ms文字列をユニコード文字列に変換する

EUC-JPのMS独自拡張であるeucJP-msの文章を読み込む必要に迫られたのですが、str.decodeメソッドでは、ユニコードに変換できないようなので以下のような関数を自作してみました。

def dec_eucjpms(s):
    def try_dec(s):
        try:
            res = s.decode('euc_jp')
        except Unic odeDecodeError, val:
            res += s[:val[2]].decode('euc_jp')
            res += _table[s[val[2]:val[3]]]
            return res ,s[val[3]:]
        else:
            return res ,""

    res = ""
    while s:
        (decoded,s) = try_dec(s)
        res += decoded
    return res

_table = {"\xad\xb5":u"\u2160",
    "\xad\xb6":u"\u2161", "\xad\xb7":u"\u2162", "\xad\xb8":u"\u2163",
    "\xad\xb9":u"\u2164", "\xad\xba":u"\u2165", "\xad\xbb":u"\u2166",
    "\xad\xbc":u"\u2167", "\xad\xbd":u"\u2168", "\xad\xbe":u"\u2169",
    "\xad\xea":u"\u3231", "\xad\xeb":u"\u3232", "\xad\xa1":u"\u2460",
    "\xad\xa2":u'\u2461', "\xad\xa3":u'\u2462', "\xad\xa4":u"\u2463",
    "\xad\xa5":u'\u2464', "\xad\xa6":u'\u2465', "\xad\xa7":u"\u2466",
    "\xad\xa8":u'\u2467', "\xad\xa9":u'\u2468', "\xad\xaa":u'\u2469'}

if __name__ == "__main__":
    for item in sorted(_table.keys()):
        print repr(item), dec_eucjpms(item)

変換テーブルはこちらのサイトを参考にしましたが、とりあえず必要だったものしか入れてないので必要に応じて追加して使ってください。テーブルにない文字を変換しようとするとKeyErrorを吐きます。

サウスパークの新作観ました。

こんなに堂々と映像配信しててもいいのかしらん。
http://www.southparkzone.com/episode-vid-1108.htm
元ネタがよくわからなかったのでメモ。
Tourette syndrome - Wikipedia
 →今回のタイトル。自分の行動がコントロールできなくなる病気。
Chris Hansen - Wikipedia
 →エリックに取材するコーナーを設けた番組DateLine の司会。
To Catch a Predator - Wikipedia
 →DateLineのなかのシリーズ。おとり捜査で小児性愛者をおびき出すそうです。

ここらへんを知らなかったので初見では、ちょっと展開についていけませんでした。
それにしてもアメリカの番組すげー。
 

支配の正統性といえば・・・

この本もおすすめです。

百姓から見た戦国大名 (ちくま新書)

百姓から見た戦国大名 (ちくま新書)

この本を読めば、日本の戦国大名が支配の統性を血筋や武力によってのみ得ていたのでなければ、
まして神から授けられていたわけでもなく「村こそ新しい領主を創りだす主体であった」*1ことが解ります。 

*1:91頁より引用

世界征服と宗教

『「世界征服」は可能か』読みやすいので一気に読み終えました。
マンガ・アニメのなかでの世界征服をもつ人物組織の研究としては前半は面白のですが、
現実を分析する後半はやや不満が残ります。
この問題で宗教を扱わないのは重大な手落ちでしょう。
例えば、本書では世界征服を目論む悪役の類型として4つ挙げていますが

  • すべてを正しい価値観で支配したい「魔王」タイプ

  → アフガニスタンイスラームの価値観で支配したタリバーン

  • 責任感が強く働き者の「独裁者」タイプ

  → ズバリこれという例は思い浮かびませんが、タリバーンの幹部が過労でぶっ倒れてもそう違和感はないかも。

  • 自分大好き、贅沢大好きの「王様」タイプ

  → いろんなところで名誉教授になっているあの人とか、あのような映画を大金はたいて作ったあの人とか。

  • 人目に触れず活動する「黒幕」タイプ

  → アメリカで強力なロビー活動を繰り広げる宗教右派ユダヤ勢力。
とこのように、これは宗教(それも主に新興宗教)にも存在します。*1


こうしてみると、世界を征服しようと目論む悪の組織と宗教って結構類似点がありそうな気がするんですよね。
なかには宗教が出発点なのではなく、現代において支配の正統性を血筋や武力によって求めるのが難しいから、
そこを神の言葉を伝える予言者を騙っている真性の世界征服挑戦者がいるはずです。
著者の分析が解りやすく、鋭いだけにこの点に触れていないのは残念です。

とまれ知的エンターテインメントとしては十分面白いので、マンガやアニメの世界の悪役に魅力を感じる人にはこの本はおすすめなのであります。

「世界征服」は可能か? (ちくまプリマー新書)

「世界征服」は可能か? (ちくまプリマー新書)

*1:これは、新興宗教が世界征服を目論む組織と同様に急激に組織を拡大しようとするから組織の性格が似てくるのかもしれません

中国は五輪後不況に突入するか。

先日祖母の法事で親戚で集まったおりに表題の話題があがったのですが、皆は不況になると考えていたようですが、私としてはもやもやとした違和感がありました。その場の雰囲気と私の考えがまとまっていなかったので反論はしなかったのですが、
こっそり放置運営しているブログなので思うことを書いてみることにします。

まず、よく挙げられる株価の急騰です。中国の市場は形式的に民営化された資金調達の場として開設されましたが、実際の資金調達は銀行による融資によって行われているようです。従って民営化され企業の株を放出する必要がないのでほとんどは国が保有し残りの株に需要が殺到しているため急騰している状況です。流動性リスクとか考えると機関投資家はまず手を出さないでしょうから主なプレーヤーは個人の投資家です。ここが切れたところで元々個人消費が強い訳でもないので経済に対するインパクトはそれほどでもないでしょうし、資金調達につかわれている訳でもないので企業側もそれほど困らないかと思います。

では、銀行の融資は焦げ付かないかというと、こっちのほうがヤバいかもとか思います。横領とか激しそうですし。ただし、政局を乗り切る能力はありそうなんでなんとかなるかも。

物価の上昇にともなって安い労働力の確保が困難になってきてる件について。やすい労働力を売りにしている産業は厳しかろうと思います。そんな産業ばっかの気もしますが・・・。

弁解が苦しくなってきた。しかし、一時的な調整はあっても経済崩壊は日本やアメリカが許さないのじゃないかと思います。
日本は企業は過度に中国にのめり込んでしまっているので、早い時期に崩壊されると困るので支えに走るかもしれませんし、中国はアメリカ国債の主要な買い手なので、これを失うことを恐れるアメリカがやはり急速な経済崩壊は望もないと思います。

政治的な混乱はあるかもしれませんが、経済的な混乱は気がついたら日本国民が気づかないところでつけを払わされてたというのはありそうな話です。

PAMIEを使ってファイル選択ダイアログを扱う方法メモ

ここ一ヶ月くらい、Internet Explorerを自動操縦すると一部の業務が楽になるため、PAMIEというpythonのモジュールを使っています。*1

導入方法はid:spacecadetさんのこちらの記事が大変参考になりました。ありがとうございます

基本的な操作は、id:spacecadetさんが紹介されているのと、PAMIEとセットで配布されている'buildCert.py'というPAMIEのチュートリアルとのテストを兼ねたモジュールのソースを読めばわかるようになっています。
が、buildCert.py'を走らせると一箇所うまくいかないところがありその対策がわかったのでメモを残しておきます。

PAMIEで確認ダイアログやファイル選択ダイアログを扱うときは別のモジュールcModalPopUp.pyを使うようになっているのですが、ファイル選択ダイアログはそのまま走らせても途中で止まってしまいます。
該当部分のソースは以下のとおりですが、

dialogThread = cModalPopUp.handlePopup("ChooseFile",testFile, "OPEN");
dialogThread.setName('Close dialog thread')
dialogThread.start();
ie.buttonClick(btnname)
time.sleep(0.5)
dialogThread.join();

"OPEN"をu'\u958b\u304f'.encode('cp932')に変えるとうまくいきます。*2
これではてなダイアリーに自動で写真を投稿とかそういうこともできると思います。

追記:
このままだと、ファイル選択ダイアログではなく一番上のウィンドウのテキストスペースにファイル名が入力されてしまいます。(ファイル選択ダイアログが一番上に来ているとよいのですが。)
これを回避するためにはcModalPopUp.pyの50行目を
self.popupName = u'\u30d5\u30a1\u30a4\u30eb\u306e\u9078\u629e'.encode('cp932');
('Choose File'をCP932のコーデックで'ファイルの選択'になるように)書き換えるとうまくいくようです。

*1:ついでにいうとpythonを使い始めたのもここ一ヶ月。つまり基本的にど素人です。

*2:要は"OPEN"を"開く"にかえただけです。