バウル・クレー展みてきたよ

バウル・クレー展@横須賀美術館みてきたよ。
浦賀は遠いです。京急線も横浜より先はやたら揺れるし
浦賀からさらにバスで15分くらいかかるし。。。
でも、きれいな建物だし海辺に近いので
まわりをぶらぶら歩くのもそれなりに楽しい。
人が少ないので自分のペースで見やすいし所も良し。


まずパウル・クレーについて、ドイツの画家さん。
抽象画、風刺画、イラスト。
技法も油絵、水彩、エッチング、ペン画、あと謎の造形と
バラエティーに富んでいる。
また浮世絵をはじめとする東洋趣味も有名。らしい。
基本的には予備知識なし。例によってその程度の認識でいってきたよ。


さて今回の展示の主旨は浮世絵や中国絵画から
彼がどのようにインスピレーションを得てきたかに重点が置かれているので
展示は元ネタとそれに対応する作品で構成で並んでいる。
のだけれど、それが結構ノートの切れ端みたいなのに描かれた鉛筆の線画、
ジョジョの奇妙な冒険」の中に出てくる
オインゴ・ボインゴ兄弟の漫画の線を雑にしたような奴が
初っ端から並んでいてまず面食らった。


油絵や水彩は解るか解らないかというより
引き込まれるか、そうでないかという感じ。
もう抽象度が高くて全然ついてないけど、
不思議と引き込まれる作品が何点かに一点ある。


エッチングは風刺画の流れを引いていると思われるのでどこかユーモラス。
これは結構好きかも知れない。


でも正直ちょっと疲れた。
近頃、自分のなかでちょっとした絵画プームだったけど
ひとまずお休みにしようかな。