狼男が「来週の水曜日にまた会おう」というのはなんでなんだぜ?

昔年の疑問がまた一つ解決しました。

マイケル・ジャクソンのスリラーのロングバージョンをみたことがあるでしょうか?
ビデオクリップは劇中劇のホラー映画で始まります。ホラー映画はマイケルジャクソンとその恋人(Ola Ray)の乗る車がガス欠をおこして歩いて帰ることにするところから始まります。
歩きながらマイケルは恋人にプロポーズをします。そして彼女に「話さなければならないことがある、僕は普通の男じゃない。」といいます。彼女も「ええわかってるは、だからあなたのことを好きなのよ。」と返しますがどうも様子がおかしい。そそのとき、雲に隠れていた月が現れマイケルが狼男に変身します。
彼女も必死になって逃げますが、先回りされ、今まさに襲われようという瞬間・・・舞台が映画館の観客席にかわります。ホラー映画に耐えきれなかった恋人が席を立ちシーンになるのですが、劇中劇の映画は音声だけは聞こえるようになっています。そこで、なぜか狼男が人を襲う瞬間(だとおもうのですが)、"See you next Wednesday."という台詞がながれます。
はっきりいって前後のつながりがわかりません。長年この台詞は謎だったのですが調べてみるとこの"See you next Wednesday"はこのクリップの監督を務めたジョン・ランディスが彼の手掛けた映画に入れるトレードマークのようなものです。(参照)。この台詞スタンリー・キューブリックの「2001年宇宙の旅」に出てくる台詞からとったものとのことです。

興味がある方はこのビデオが都合良く恋人が映画館をたつシーンから始まっているのでどうぞ。

ちなみにこの監督はマイケルの"Black or White"の監督も務めているのですが、こちらではこの台詞は出てきてません。

ちょっとエッチなおまけ。Playboy | Articles, Celebrities, Pop Culture, Playmates
恋人役のOla Rayはプレイメイトだったのですね。